電子的控除証明書対応に関するよくある質問

年末調整機能での電子的控除証明書の取り込みや改ざん検知に関するよくある質問集です。

Q. 電子的控除証明書の内容が正しく読み込まれていない場合は？

意図しない変更がされていないか確認してください

ダウンロードした電子的控除証明書（XMLファイル）をメモ帳やExcelなどで上書き保存してしまうなど、意図せず内容を変更してしまう場合があります。

念のため、保険会社のウェブサイトからダウンロードし直し、もう一度アップロードしてください。

ダウンロードしたファイルをそのままアップロードした場合でも、読み込まれる内容が実際の契約内容と異なる場合は、お手数ですが下記のいずれかの方法で控除証明書を用意し、内容を手入力してください。

• 紙の保険料控除証明書を用意する
• QRコード付証明書等作成システム｜国税庁を使い、QRコード付き控除証明書を発行する

電子的控除証明書の内容の読み取りについては国税庁が提供している仕様に則っていますが、一部正しく読み込まれない場合があります。

Q. 編集していない電子的控除証明書が「改ざんされている可能性がある」と判定されてしまう場合は？

A. 紙原本と突合して確認するか、CSVファイルから除外して運用してください

電子的控除証明書の改ざん検知機能は、国税庁が提供している仕様に則り、リファレンス検証・署名検証を行なっています。

ただし、ダウンロード直後のファイルを当該手法で検証した場合でも「改ざんの可能性がある」と判定されるケースが一部の保険会社の電子的控除証明書で確認されています。

ダウンロード直後の編集していないファイルをアップロードしているにもかかわらず「改ざんの可能性がある」と判定される場合は、お手数ですが、紙原本を回収して内容を照らし合わせるか、検証結果のCSVファイルから除外してください。

参考

年末調整機能で電子的控除証明書対応を行なうにあたり、以下の保険会社のデータについては開発時に動作を確認しております。

• メットライフ生命
• 太陽生命
• 明治安田生命
• 全国生活協同組合連合会
• ライフネット生命
• 三井住友海上あいおい生命保険
• アフラック生命
• ソニー生命
• SOMPOひまわり生命

※ 上記保険会社のすべての電子的控除証明書で問題なく動作することを保証するものではありません。