権限とは

権限とは、担当者や従業員がSmartHRでできる操作の範囲を設定するものです。アカウントごとに、各種手続きや機能の操作、閲覧や更新ができる従業員情報の範囲などを制御できます。

各種手続き、機能の操作、閲覧や更新ができる従業員情報の範囲などを束ねたものを、1つの権限として設定します。権限は複数設定でき、1つのアカウントに対していずれか1つの権限が紐づきます。

権限の種類

権限には、あらかじめ用意された「システム標準権限」と、各種設定を独自にカスタマイズする「カスタム権限」の2種類があります。

システム標準権限

「システム標準権限」には以下の4種類があります。

• 管理者
• 事務担当者
• メンバー
• 退職者

詳しくはシステム標準権限で利用できる機能を参照してください。

カスタム権限

利用できる機能や扱える従業員情報の範囲を独自に設定したい場合は、「カスタム権限」を使用します。

「部長職の従業員には、配下の従業員の情報の一部を閲覧させたい」「店長には、各店舗の従業員の入社の手続きをさせたい」といった場合は、「部長」や「店長」といったカスタム権限を作成します。該当する従業員のアカウントと権限を紐づけることで、特定の機能・情報のみにアクセスできるよう制限できます。

詳しくはカスタム権限を追加・削除するを参照してください。

権限設定で制御できる内容

権限設定では、権限ごとに以下のような操作を制御できます。

• 従業員情報に対する操作（閲覧・作成・更新・削除）
  • 操作できる項目
  • 操作できる従業員の範囲
• アカウントに対する操作
• 手続きに対する操作
  • 閲覧できる手続きの範囲
  • 操作できる手続きの種類
• 担当者として操作できる機能
• 操作できるマスターデータ

権限を設定できる項目の詳細については、下記のヘルプページを参照してください。

【一覧】権限設定の［従業員関連］で制御できる内容 【一覧】権限設定の［アカウント管理］で制御できる内容 【一覧】権限設定の［手続き］で制御できる内容 【一覧】権限設定の［各種機能］で制御できる内容 【一覧】権限設定の［マスターデータ管理］で制御できる内容

基本機能以外では、機能ごとに独自の権限設定を用意している場合があります。各機能のヘルプページを参照してください。