従業員の登録申請とは

従業員の登録申請は、申請フォームを使って、SmartHRに新しい従業員情報を登録できる機能です。申請の承認者を多段階で設定できるため、誤った従業員情報をSmartHRに登録してしまうといった事態を避けられます。 画像を表示する

従業員の登録申請でできること

• 特定の権限を持つアカウントにのみ、従業員の登録申請の作成を許可できる
• 申請の承認者を多段階で設定できる
• 申請の閲覧者を設定できる
• 提出された申請に対して、承認や差し戻しができる

従業員の登録申請で入力できること

「SmartHRに登録済みの従業員情報を変更する申請」で扱える項目に加えて、下記項目を入力できます。

• 部署・役職情報
• 業務情報
• 入退社情報
• 給与
• 雇用契約情報

従業員の登録申請でできないこと

• 従業員の登録申請用のフォームでは、カスタム家族項目を設定できない 新しい従業員に家族情報を提出してもらうには、従業員の登録申請が承認されたあと、招待機能や申請機能を使って、家族情報の入力を依頼してください。

• 複数の従業員の情報をまとめた申請を提出できない 従業員の登録申請では、新しい従業員1名分の情報のみ提出できます。

• 申請内容に誤った情報が入力されないようにするためのルール設定や入力値の制御はできない

• 承認者の指定方法として［部署・役職で指定］を選択できない 申請者の部署・役職に応じて、相対的に承認者を変える設定が利用できません。

• 申請の適用日は設定できない 申請に適用日を指定して従業員情報を登録するといった操作はできません。

• 従業員の登録申請用のフォームにメールフォーマットを設定できない 従業員の登録申請では、申請の提出依頼の操作ができないため、メールフォーマットの設定がありません。

従業員の登録申請を使いはじめるまでの流れ

1. 従業員の登録申請で使う承認経路を作成する
2. 従業員の登録申請のフォームを作成する
3. 従業員の登録申請の提出を担うアカウントに権限を付与する
4. 任意：従業員の登録申請を提出する担当者に運用方法を伝える

詳しい操作は、従業員の登録申請を参照してください。

従業員の登録申請が活躍する場面

支店や店舗で新たな従業員を採用した場合に、現場責任者が従業員の登録申請を提出し、本社の人事・労務担当者が承認する、といった場面で利用できます。

現場責任者にSmartHRへの従業員情報の登録を任せることで、本社の人事・労務担当者は承認時に申請内容の不備確認ができ、また、従業員情報が整った状態で入社手続きの依頼や必要な情報の収集ができるようになります。 画像を表示する