AIで類似する従業員を検索する
- For:
- Administrators
- Plans:
- Paid OptionsTalent ManagementHR Strategy
AIで類似する従業員を検索する「AI類似従業員検索」について説明します。
AI類似従業員検索とは
AI類似従業員検索は、検索対象となる従業員を1名選択することで、その従業員に似た属性を持った従業員をAIによって検索する機能です。
例えば、退職予定の従業員をもとに欠員補充の候補者を探す場合や、異動先の部署の従業員をもとにその部署への異動候補者を探す場合などに活用できます。
検索結果として表示される情報
類似度
「類似度」は、検索対象の従業員と類似する従業員がどれくらい似ているかを示します。
総合の類似度に加えて、次の5つに分類された類似度があります。
- 属性
- 職務
- スキル・資格
- 業務歴
- 人事評価
類似度の計算に使われる従業員項目
各分類の類似度の計算に使われている従業員項目が表示されます。
属性
SmartHR基本機能に登録された以下の項目をもとに計算しています。
- 入社年月日
- 現住所
- 生年月日
職務
SmartHR基本機能に登録された以下の項目をもとに計算しています。
- 職種
- 役職
- 部署
- 雇用形態
- 等級
スキル・資格
スキル管理機能に登録された以下の項目をもとに計算しています。
- スキル(レベルを含む)
- 資格
業務歴
スキル管理機能に登録された以下の項目をもとに計算しています。
- 業務歴
人事評価
人事評価機能に登録された以下の項目をもとに計算しています。
- 総合評価コメント
ロール設定の影響について
検索対象の従業員を選択するドロップダウンリストや検索結果に表示されるのは、[ロール]の[閲覧できる従業員の範囲]に該当する従業員のみです。 例えば、自身に適用されたロールの[閲覧できる従業員の範囲]が「所属部署 + 所属部署の配下の部署」のみの場合、検索対象の従業員を選択するドロップダウンリストや検索結果に表示されるのは、自身と同じ部署またはその配下の部署に所属する従業員のみです。
また、従業員項目も同様に、ロールの[閲覧できる従業員項目]によって許可されている項目のみ表示されます。 類似度の計算に利用しているいずれかの項目がロールによって許可されていない場合、許可されていない項目が含まれる分類の類似度と総合の類似度が非表示になります。
ロールの設定方法については、HRアナリティクスの権限を管理するを参照してください。
機能を有効化する
次の手順でAI類似従業員検索を有効化できます。 この操作ができるのは、SmartHR基本機能の管理者またはHRアナリティクスの機能管理者です。
1. [設定] > [AI機能の利用設定]を押す
[HRアナリティクス]メニューの[設定]>[AI機能の利用設定]を押すと、AI機能の利用設定画面が表示されます。
2. [AI類似従業員検索]の[有効]を押す
[AI類似従業員検索]で、[有効]を押します。
3. [更新]を押す
[更新]を押すと、[HRアナリティクス]メニューに [AI類似従業員検索] が追加されます。
類似従業員を検索する
1. [AI類似従業員検索]を押す
[HRアナリティクス]メニューの[AI類似従業員検索]を押すと、AI類似従業員検索画面が表示されます。
2. [対象の従業員]で類似度検索の対象となる従業員を選択する
[対象の従業員]では、以下の項目によって従業員を検索できます。
- 社員番号
- 氏名
表示された候補から、類似度検索の対象としたい従業員を選択してください。
3. [検索]を押す
[検索]を押すと、選択した従業員に類似した属性を持った従業員の検索が開始されます。
検索結果の並び順を変更する
初期表示時は総合の類似度の降順で表示されます。
並び順の変更は[類似従業員]の表の右上にあるボタンから操作できます。 [類似度/総合(降順)]を押すと、並び順の候補が表示されます。任意の並び順を押すと、類似従業員がその順番に並べ替えられます。
検索結果のCSV形式のデータをダウンロードする
[CSVダウンロード]を押すと、現在表示されているデータがCSV形式でダウンロードされます。
従業員の詳細情報を確認する
従業員の氏名を押すと、キャリア台帳の従業員詳細画面が表示されます。
従業員詳細画面が表示されない場合は、キャリア台帳の権限設定を確認してください。キャリア台帳で権限が付与されていないアカウントでは、従業員詳細画面を表示できません。また、キャリア台帳の権限設定で付与されたロールの[閲覧できる従業員の範囲]に含まれない従業員の詳細画面は表示できません。
