滞留年数とは

SmartHRでは、以下の滞留年数を算出して利用できます。

• 従業員が現在の部署に所属している期間（部署の滞留年数）
• 従業員が現在の役職を務めている期間（役職の滞留年数）
• 従業員が現在の等級にいる期間（等級の滞留年数）

滞留年数を活用する機能

配置シミュレーション

• 配置プロジェクト上で部署に配置されている従業員の、その部署における滞留年数を表示できます。
• 配置プロジェクト上の部署に配置されている従業員全員の滞留年数の平均値を表示できます。

キャリア台帳

• 従業員一覧で、表示する従業員を滞留年数で絞り込めます。
• 従業員詳細画面で、従業員の滞留年数を確認できます。

HRアナリティクス

• マトリクス分析の軸に滞留年数を指定できます。
• ツリー分析の部署カードに、部署内の従業員の平均滞留年数を表示できます。
• 従業員データリストの絞り込み条件に滞留年数を利用できます。

滞留年数を算出できる従業員情報

滞留年数を算出できるのは、SmartHR基本機能の下記の従業員情報です。

• ［業務情報］>［等級］
• ［部署・役職情報］>［部署］
• ［部署・役職情報］>［役職］

滞留年数を算出できるのは、現在時点の等級・部署・役職だけです。過去の等級・部署・役職の滞留年数は算出できません。

滞留年数の算出ルール

滞留年数の算出には、［業務情報］または［部署・役職情報］の最新の履歴の適用日と、従業員情報の［入退社情報］>［入社年月日］が使用されます。

履歴の適用日が［入社年月日］よりも過去の場合

履歴の適用日が［入社年月日］の日付よりも過去の場合、［入社年月日］からの経過期間が滞留年数となります。

たとえば、［部署1］の最新の履歴の適用日が2023/01/01で、［入社年月日］が2024/01/01の場合、2024年2月1日時点での［部署1］の滞留年数は1か月となります。

履歴の適用日が［入社年月日］よりも未来の場合

履歴の適用日が［入社年月日］の日付よりも未来の場合、履歴の適用日からの経過期間が滞留年数となります。

たとえば、［部署1］の最新の履歴の適用日が2023/01/01で、［入社年月日］が2022/01/01の場合、2024年2月1日時点での［部署1］の滞留年数は1年1か月となります。

［入社年月日］が未入力の場合

［入社年月日］が未入力の場合、履歴の適用日からの経過期間が滞留年数となります。

たとえば、［部署1］の最新の履歴の適用日が2023/01/01で、［入社年月日］が未入力の場合、2024年2月1日時点での［部署1］の滞留年数は1年1か月となります。

途中で部署マスター名や役職マスター名が変わった場合

基本機能のマスターデータで部署や役職の名称変更が行なわれた場合でも、従業員は同じ部署/役職に滞留し続けていると見なされるため、滞留年数の計算には影響しません。