電子的控除証明書の改ざんを検知する

従業員がアップロードした保険料控除申告書の電子証明書が改ざんされていないかを依頼グループごとに確認できます。

依頼ステータスや、すでに検証されているかどうかにかかわらず、依頼グループ内でアップロードされている電子的控除証明書がすべて検証・出力されます。

1. 依頼一覧画面の［依頼グループ設定▼］>［電子的控除証明書を検証］を押す

依頼一覧画面の［依頼グループ設定▼］>［電子的控除証明書を検証］を押すと、［電子的控除証明書を検証］画面が表示されます。

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電子的控除証明書の申告を受け付けない設定にしている場合は、［電子的控除証明書を検証］は表示されません。

2. ［検証］を押す

［検証］を押すと、バックグラウンド処理が開始されます。

3. ［バックグラウンド処理］で検証結果のCSVファイルをダウンロード

年末調整メニューの［バックグラウンド処理］を押します。

ステータスが［完了］に変わったら、［{依頼グループ名}の電子的控除証明書の検証］を押すと、処理結果画面が表示されます。

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［ダウンロード］を押すと、検証結果のCSVファイルがダウンロードされます。

4. 検証結果を確認

CSVファイルを開き、検証結果を確認します。

電子的控除証明書の改ざんを検知した場合は、「検証結果」に「ファイルの内容が改ざんされている可能性があります。」と表示されます。

改ざん検知の仕組み

保険会社が発行する電子的控除証明書には、XMLファイルのデータをもとに生成された電子署名が付与されています。

アップロードされた電子的控除証明書の電子署名をもとに検証し、ファイルの内容が書き換えられている可能性がある場合は「改ざんの可能性がある」と判定します。

「改ざんの可能性がある」と判定されるもの

• タグの中身を書き換えている
• 改行の追加・削除
• スペースの追加・削除

「改ざんの可能性がない」と判定されるもの

• ファイル名の変更