組織図・名簿機能の権限を管理する

組織図・名簿機能を管理者として利用する権限について説明します。

組織図・名簿機能を管理できる2つの権限

組織図・名簿の作成・編集・削除ができるのは、「機能管理者」または「業務担当者」の権限を持つアカウントです。

組織図・名簿機能の管理者権限は、SmartHR基本機能に登録されているすべてのアカウントに付与できます。SmartHR基本機能の管理者権限を持っているアカウントも、組織図・名簿機能の管理には「機能管理者」か「業務担当者」の権限が必要です。

組織図・名簿機能の管理者権限は、最初はどのアカウントにも付与されていません。組織図・名簿機能をはじめて利用するときは、SmartHR基本機能の管理者が、任意のアカウントに権限を付与してください。

「機能管理者」／「業務担当者」／「基本機能管理者」の違い

機能管理者は、すべての組織図・名簿の管理（作成、編集、削除など）ができます。また、他のアカウントに機能管理者や業務担当者の権限を付与できます。

業務担当者は、自分が作成した組織図・名簿、または自分に共有されている組織図・名簿の管理ができます。

SmartHR基本機能の管理者権限を持っているアカウントは、組織図・名簿で扱う従業員項目の制限を設定できます。また、他のアカウントに機能管理者や業務担当者の権限を付与できます。

可能な操作	組織図・名簿 機能管理者	組織図・名簿 業務担当者	SmartHR 基本機能管理者
組織図・名簿の管理 （作成、編集、削除、共有、ダウンロードなど）	◯ （すべての組織図・名簿）	◯ （自分が作成した、または共有されている組織図・名簿のみ）	―
組織図・名簿で扱う従業員項目の制限	―	―	◯
組織図・名簿機能の権限設定	◯	―	◯

組織図・名簿で扱う従業員項目を制限する

組織図・名簿上で従業員を選択すると、従業員プロフィールという画面が表示され、従業員情報を閲覧できます。

従業員プロフィールに表示する従業員項目は、組織図・名簿ごとに作成者が選択できます。

「すべての組織図・名簿で表示対象から外したい」「機能管理者や業務担当者に閲覧させたくない」という項目がある場合は、組織図・名簿機能の［従業員項目の制限］から制限します。

機能管理者と業務担当者のそれぞれに対して、異なる内容で制限できます。

従業員プロフィール	表示項目の選択画面
画像を表示する	画像を表示する

1. ［組織図・名簿］メニューの［設定］>［従業員項目の制限］を押す

組織図・名簿機能に移動し、［組織図・名簿］メニューの［設定］>画面左側の［従業員項目の制限］を押します。

2. 組織図・名簿で扱う従業員項目にチェックを入れる

［組織図・名簿で扱う従業員項目］の画面が表示されるので、組織図・名簿で扱いたい項目のみにチェックを入れます。

機能管理者と業務担当者のそれぞれに対して、閲覧させたくない項目のチェックを外してください。

3. ［保存］を押す

画面下の［保存］を押すと、設定が保存されます。

これにより、チェックを外した従業員項目は、［従業員プロフィール設定］画面で選択できなくなります。

「機能管理者」「業務担当者」の権限をアカウントに付与する

「機能管理者」「業務担当者」の権限は、基本機能管理者または機能管理者が、下記の手順で任意のアカウントに付与します。

1. ［組織図・名簿］メニューの［設定］を押す

組織図・名簿機能に移動し、 画面上部［組織図・名簿］メニューの［設定］を押します。

2. ［権限設定］画面で［+ アカウントを追加］を押す

［権限設定］画面右側の［+ アカウントを追加］を押して、［アカウントの追加］画面を表示します。

画像を表示する

3. アカウントを選択する

権限を付与したいアカウントを氏名またはメールアドレスで検索します。

4. 権限を選択して［付与］を押す

権限をドロップダウンリストから選択して［追加］を押すと、権限が付与されます。

アカウント右側の［削除］を押すと、付与した権限を削除できます。