給与シミュレーションの設定をする

給与シミュレーション機能を使用するには、あらかじめ初期設定が必要です。

ここでは必要な初期設定の方法を説明しますが、「給与シミュレーションの設定ガイド」を使うことで、よりスムーズに設定を進められます。あわせてご利用ください。 設定ガイドは、［人事評価メニュー］>［設定］>［給与シミュレーションの設定ガイド］から実行できます。

SmartHR基本機能で行なう準備

人事評価機能に「基本給（月給）」を連携する

人事評価機能に、SmartHR基本機能のシステム標準項目「基本給（月給）」を連携します。 すでに連携されている場合は、この手順をスキップして次の手順に進んでください。 基本機能の管理者権限がない場合は、SmartHRオプション機能の設定画面は表示されません。所属企業の担当者へ連絡してください。

1. SmartHRホームにあるアプリ一覧の［共通設定］を押します。
2. ［共通設定］メニューの中にある［SmartHRオプション機能］を押して、SmartHRオプション機能の設定画面を開きます。
3. ［人事評価］を押して、人事評価の設定画面を開きます。
4. ［システム標準項目の連携］の中にある［給与情報］の右にある［編集］を押して給与情報の連携画面を開きます。
5. ［基本給（月給）］にチェックを入れて、［保存］を押します。

「基本給（月給）」に現在の基本給を登録する

給与シミュレーションの対象となる従業員の「基本給（月給）」をSmartHR基本機能で一括更新します。 すでに「基本給（月給）」が登録されており、また、最新に更新する必要がない場合は、この手順をスキップして次の手順に進んでください。 一括更新には、SmartHR基本機能の「基本給（月給）」の更新権限が必要です。更新できない場合は、所属企業の担当者へ連絡してください。

1. SmartHRホームにあるアプリ一覧の［従業員リスト］を押して、従業員リスト画面を開きます。
2. ［表示項目］を押して、表示項目の設定画面を開きます。
3. 表示項目の設定画面で、［すべての項目］の中から「基本給（月給）」を探して選択し、［＞］を押して［表示項目］に追加し、［適用］を押します。
4. 従業員リスト画面で［ダウンロード］>［条件を指定して従業員情報をダウンロード］を押し、従業員情報のダウンロード画面を開きます。
5. 従業員情報のダウンロード画面で、［ダウンロード対象の従業員］を選択し、［ダウンロード］を押します。
6. 従業員リスト画面で、［従業員情報のダウンロードを受け付けました］の中の［バックグラウンド処理一覧］を押して、バックグラウンド処理一覧画面を開きます。
7. バックグラウンド処理一覧画面で、状態が［完了］になっている［従業員情報ダウンロード］を押して、バックグラウンド処理詳細画面を開きます。
8. ［ダウンロード］を押して従業員情報のCSVファイルをダウンロードします。
9. ダウンロードしたCSVファイルを開き、編集します。
   • 「基本給（月給）」の列に従業員の現在の基本給を入力して保存します。
   • 必要に応じて、CSVファイルの最右列に「適用日」列を追加して適用日を指定します。詳しくは、基本給（月給）の適用日と評価プロジェクトの対象期間を合わせるを参照してください。
10. 従業員リスト画面上部の［従業員管理］>［更新する（ファイル）］を押して、従業員情報の一括更新画面を開きます。
11. 従業員情報の一括更新画面で、［ファイルを選択］を押して、手順9で編集したCSVファイルを選択し、［取り込み］を押します。
12. 処理が完了すると、バックグラウンド処理一覧画面に［従業員一括更新］が表示されます。処理にエラーがあった場合は、エラー内容を確認し、再度CSVファイルを編集して手順10からやり直してください。

給与シミュレーション（人事評価機能）で行なう準備

給与シミュレーションを操作するアカウントを設定する

給与シミュレーションの設定や操作を進める管理アカウントに、次の条件を満たす権限を付与してください。

• ロールには、従業員情報の「基本給（月給）」の閲覧が許可されているロールを設定してください。
• 操作権限には、「評価テンプレート・評価記号マスターの操作」「給与算出設定の操作」「評価プロジェクトの操作」「給与シミュレーションの操作」を含む権限を付与してください。

権限設定画面を開けない場合は、上記の権限の付与を、所属企業の担当者へ依頼してください。

評価記号マスターを作成する

給与シミュレーションでは、評価記号マスターを使って、評価対象者の「総合評価」を給与テーブルと対応させます。

評価記号マスターの作成手順について詳しくは、評価記号マスターを作成するを参照してください。

すでに評価記号マスターが作成されている場合は、この手順をスキップして次の手順に進んでください。

評価テンプレートに総合評価を設定する

給与シミュレーションでは、評価シート上に「総合評価」として設定された評価項目（フォーム）が必要です。 次の手順で、給与シミュレーションの対象にする評価テンプレートに「総合評価」を設定してください。 すでに「総合評価」が設定されている場合は、この手順をスキップして次の手順に進んでください。

1. ［人事評価メニュー］の［評価プロジェクト］を押して、評価プロジェクト一覧画面を開き、給与シミュレーションで使用したい評価プロジェクトを押して、評価プロジェクト詳細画面を開きます。
2. 評価プロジェクト詳細画面で、［評価テンプレートの取り込み設定］を押して、評価テンプレートの取り込み設定画面を開きます。
3. 評価テンプレートの取り込み設定画面で、給与シミュレーションの対象にしたい評価テンプレートの［編集］を押して、評価テンプレート編集画面を開きます。
4. 評価シートに［総合評価］というラベルがついたフォームがあるか確認します。見つからない場合は、次のいずれかの方法でフォームを設定します。
   • 既存のフォームを総合評価として設定する場合：フォームの［編集］を押してフォームの編集画面を開き、［評価項目の連携］で［総合評価］を選択して［更新］を押します。
   • フォームを追加して総合評価として設定する場合：［フォームを追加］を押してフォームの追加画面を開き、各項目を入力し、［評価項目の連携］で［総合評価］を選択して［追加］を押します。

給与算出設定を作成する

給与算出設定を作成し、給与算出パターンと給与テーブルを設定してください。

給与算出設定の操作手順について詳しくは、給与算出設定を行なうを参照してください。

所属企業の給与規定を事前に手元に用意すると設定がスムーズです。