部署マスターの履歴管理で表示されるエラーメッセージ
- Público-alvo:
- Para administração
- Planos relacionados:
- RH EssencialGestão de TalentosEstratégia de RH
部署マスターの履歴管理機能でよくあるエラーを説明します。
エラー「履歴の変更により、部署の階層が10階層を超えます。部署の階層は10階層までしか登録できません」
履歴を追加すると、部署の階層が最大値の10階層を超える場合に発生するエラーです。
例えば、下記のイメージのようなケースがあります。「階層1」は「部署9」まで、8つの下位部署を持っています。「管理部」は「総務課」を下位部署に持っています。
画像を表示する「管理部」の履歴を更新し、「階層9」を上位部署に設定した場合、「管理部」の下位部署である「総務課」の履歴も更新されます。
その結果、総務課の階層が11階層目となり、10階層を超えてしまうため、エラーとなります。
エラー「指定された適用日に、指定された部署コードは存在しません」
次の場合に発生するエラーです。
- 部署コードを変更した
- 部署の登録時に部署コードを指定せず、後で部署コードを登録した
例えば、下記のイメージのようなケースがあります。
画像を表示する「営業部」の部署コードを、「2022/04/01」に「A101」から「B101」に変更したケースです。
この場合、部署コードが以前の「A101」だった「1900/01/01」から「2022/03/31」の期間には、部署コードに「B101」を指定して履歴を追加できません。
部署コードを確認・設定してから、履歴を追加してください
履歴を操作したい部署の部署コードを確認・設定した上で、履歴を追加してください。
- 変更前の部署コードを確認する
- 部署コードのない履歴に対し、[履歴を編集]からコードを設定する
例示したケースでは、「1900/01/01」から「2022/03/31」の間に履歴を追加したい場合は、部署コードに「A101」を指定します。
エラー「上位部署が存在しない期間が生じる適用日が指定されています」
履歴を追加すると、上位部署が存在しない期間が生じる場合に発生するエラーです。
例えば、下記のイメージのようなケースがあります。
画像を表示する「営業部/営業1課」の履歴を、適用日に「2021/09/01」を指定して追加する場合、履歴の有効期間は「2021/09/01」から「2022/03/31」になります。
履歴を追加した結果、「営業1課」の上位部署が「2022/01/01」から「2022/03/31」の間は存在しないため、エラーとなります。
現在の履歴を整理してから、履歴を追加してください
例として、履歴を下記のイメージのように整理・追加する場合を考えます。
画像を表示する次のような操作手順で、履歴を整理・追加します。
- 「セールス部/営業1課」の履歴を、適用日に「2022/01/01」を指定して追加する
- 適用日が「2022/04/01」の「セールス部/営業1課」の履歴を削除する
- 「営業部/営業1課」の履歴を、適用日に「2021/09/01」を指定して追加する
エラー「存在しない階層を履歴の有効期間に含む適用日が指定されています」
指定した適用日で履歴を追加すると、存在しない階層を持つ部署の履歴が生じる場合に発生するエラーです。
例えば、下記のイメージのようなケースがあります。
画像を表示する「営業部/営業1課/関東グループ」の履歴を、「2021/09/01」を適用日として追加します。
適用日の時点では「営業部/営業1課」が存在しますが、「営業部/営業1課」は「2022/04/01」から「セールス部/営業1課」に更新されています。
そのため、更新された「2022/04/01」からは、「営業部/営業1課/関東グループ」は、存在しない階層となるため、エラーとなります。
現在の履歴を整理してから、履歴を追加してください
例として、履歴を下記のイメージのように整理・追加する場合を考えます。
画像を表示する次のような操作手順で、履歴を整理・追加します。
- 「セールス部/営業1課/関東グループ」の履歴を、適用日に「2022/04/01」を指定して追加する
- 「営業部/営業1課/関東グループ」の履歴を、適用日に「2021/09/01」を指定して追加する
エラー「履歴の削除により、部署の階層が10階層を超えます」
履歴を削除すると、部署の階層が10階層を超える場合に発生するエラーです。
例えば、下記のイメージのようなケースがあります。「階層1/.../階層9」は、9つの上位部署を表しており、「階層1/.../階層9/管理部」は、10階層目の部署です。
画像を表示する適用日が「2022/04/01」の「管理部」の履歴を削除すると、下記のように履歴が更新されます。
- 「階層1/.../階層9/管理部」の履歴の有効期間が、削除対象の履歴の有効期間まで延長されます
- 「管理部/総務課」の履歴について、削除後の上位部署の階層と一致するよう、階層が「階層1/.../階層9/管理部/総務課」に更新されます
履歴が更新された結果、総務課の階層が10階層を超えてしまうため、エラーとなります。
部署の階層が10階層以内になるように、履歴を操作してください
上記のケースでは、「階層1/.../階層9/管理部」の履歴について、履歴を更新して部署の階層を1つ減らすといった対応が考えられます。
エラー「1つ過去の履歴が削除対象の履歴を上書きすると、存在しない階層を持つ履歴が生じます」
1つ過去の履歴が削除対象の履歴の有効期間まで延長されると、存在しない階層を持つ履歴が生じる場合に発生するエラーです。
例えば、下記のイメージのようなケースがあります。
画像を表示する「セールス部/関東グループ」の履歴を削除すると、1つ過去の履歴である「営業部/営業1課/関東グループ」の有効期間が、削除する履歴の有効期間まで延長されます。
しかし、「関東グループ」の上位部署にあたる「営業部/営業1課」は、「2022/04/01」から「セールス部/営業1課」に更新されています。
そのため、部署が更新された「2022/04/01」からは、「営業部/営業1課/関東グループ」は存在しない階層となるため、エラーとなります。
1つ過去の履歴の階層を確認してください
1つ過去の履歴が削除対象の履歴の有効期間まで延長されたとき、履歴の有効期間内で上位部署が存在するか確認してください。
例として、履歴を下記のイメージのように整理する場合を考えます。
画像を表示する次のような操作手順で、履歴を整理します。
- 「セールス部/営業1課/関東グループ」の履歴を、適用日に「2022/04/01」を指定して追加する
- 「セールス部/関東グループ」の履歴を削除する
Esta página foi útil?