年末調整の引き戻し機能とは
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年末調整の引き戻し機能について説明します。
引き戻し機能とは
年末調整の引き戻し機能とは、従業員がアンケートに回答した後に、従業員自身で依頼を引き戻し、回答内容を修正できる機能です。
管理者が差し戻しや修正依頼をしなくても、従業員が誤りや必要書類の添付漏れに気がついた時点で、従業員自身が依頼を引き戻して修正し、再提出できます。
引き戻しの手順
従業員が引き戻しする手順はCorreção do conteúdo (regressar) após responder ao questionário do ajuste fiscal de fim de anoを参照してください。
従業員が回答内容のうち、一部の項目を修正できないケース
下記のいずれかに該当する場合、従業員は回答内容のうち、一部の項目を修正できません。
書類が[チェック済み]または[ダブルチェック待ち]になっている
従業員の書類が[チェック済み]または[ダブルチェック待ち]になっている場合、従業員はその書類に紐づく情報を修正できません。ただし、その書類に紐づかない情報は修正可能です。
例えば、「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」のみ[チェック済み]または[ダブルチェック待ち]になっている場合、[保険情報]・[住宅借入金情報]・[前職情報]は従業員が引き戻して修正できます。
依頼ステータスが[修正依頼中]になっている
依頼ステータスが[修正依頼中]の場合、管理者が従業員に依頼を差し戻し中、または修正依頼中です。 そのため、従業員は管理者から修正を指示された項目以外の情報を修正できません。
従業員が引き戻しを実行できないケース
下記のいずれかに該当する場合、従業員の年末調整画面に[入力内容を修正]が表示されず、従業員は依頼を引き戻しできません。
依頼グループで引き戻しが許可されていない
依頼グループの[引き戻しの許可設定]で[許可しない]を選択している場合、従業員は依頼を引き戻しできません。
依頼ステータスが[回答済み][再回答]以外になっている
従業員が依頼を引き戻しできるのは、依頼ステータスが[回答済み]または[再回答]の依頼のみです。 その他の依頼ステータスの場合は、従業員は依頼を引き戻しできません。
依頼に「対象外候補」ステータスが表示されている
依頼に[退職対象外候補][乙欄対象外候補][源泉対象外候補]いずれかの対象外ステータスが表示されている場合、従業員は依頼を引き戻しできません。
依頼グループに設定した[受付終了日]の午前8時を過ぎている
締切設定に設定した[受付終了日]の午前8時を過ぎている場合、従業員は依頼を引き戻しできません。
引き戻し中に管理者ができないこと
従業員が依頼を引き戻している間、管理者は下記の操作ができません。
- 引き戻し中の依頼に含まれる収集情報を編集できません。引き戻されていない項目も編集できません。
- 依頼ステータスが[引き戻し中]の依頼は、依頼ステータスを[確定]に変えることができません。
- 引き戻されている項目と関連する書類を「差し戻す」「チェック済みにする」「ダブルチェック待ちにする」ことはできません。
- 引き戻されている項目を「修正依頼」できません。
対処方法
上記の操作が必要な場合は、引き戻しを取り消すことで、強制的に引き戻しを解除できます。 詳しくは、引き戻しを取り消すを参照してください。
引き戻しに関するよくある質問
引き戻しに関するよくある質問は、下記を参照してください。
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