ロールに設定する「閲覧できる従業員の範囲」の指定方法
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ロールに設定する「閲覧できる従業員の範囲」の指定方法について説明します。
閲覧できる従業員の範囲とは
ロールに設定する「閲覧できる従業員の範囲」とは、各オプション機能内でロールと権限を付与されたアカウントが、どの従業員の情報を閲覧できるかを指定するものです。
たとえば、以下のような制御ができます。
- 部長のアカウントは、管掌部署の全従業員の情報を閲覧できる
- 一般社員のアカウントは、自分の情報のみを閲覧できる
- 営業部を受け持つ人事担当者のアカウントは、営業部の全従業員の情報を閲覧できる
閲覧できる従業員の範囲の指定方法
閲覧できる従業員の範囲は、[部署]と[雇用形態]で指定できます。 また、[本人]欄で本人の扱いも指定できます。
本人の所属部署から指定
[本人の所属部署から指定]は、ロールに紐づくアカウント本人の所属部署を起点に、相対的に範囲を指定する方法です。 以下の選択肢があります。
- 所属部署+所属部署の配下の部署
- 所属部署の配下の部署
ロールに紐づくアカウントが複数の部署に所属している場合、[兼務先も所属部署として扱う]のチェックボックスにチェックを入れると、本人が所属するすべての部署を起点に同じ範囲を指定できます。
チェックを入れない場合は、本人の[部署1]のみが起点となり、[部署2]〜[部署10]は範囲から除外されます。
具体例
たとえば上から店舗統括本部/東日本エリア部/六本木店・新宿店という部署階層がある企業アカウントにおいて、東日本エリア部のマネージャー用のロールを作るとします。
選択肢ごとの、閲覧できる従業員の範囲の結果は、以下のようになります。
選択肢 | 閲覧できる従業員の範囲 |
---|---|
所属部署+所属部署の配下の部署 | 以下に所属する従業員 店舗統括本部/東日本エリア部 店舗統括本部/東日本エリア部/六本木店 店舗統括本部/東日本エリア部/新宿店 |
所属部署の配下の部署 | 以下に所属する従業員 店舗統括本部/東日本エリア部/六本木店 店舗統括本部/東日本エリア部/新宿店 |
部署名で指定
[部署名で指定]は、ロールに紐づくアカウントの所属部署にかかわらず、特定の部署名で範囲を指定する方法です。部署は複数選択できます。
具体例
以下の部署階層がある企業アカウントを例に説明します。
- 店舗統括本部
- 東日本エリア部
- 六本木店
- 新宿店
- 西日本エリア部
- 梅田店
- なんば店
- 東日本エリア部
この企業アカウントにおいて、一時的に所属部署の配下にない部署を管理する東日本エリア部のマネージャー用のロールを作るとします。
[本人の所属部署から指定]では[所属部署+所属部署の配下の部署]、[部署名で指定]では[店舗統括本部/西日本エリア部/なんば店]を選択します。
このロールを付与されたマネージャーのアカウントで閲覧できるのは、以下の部署に所属する従業員となります。
- 店舗統括本部/東日本エリア部
- 店舗統括本部/東日本エリア部/六本木店
- 店舗統括本部/東日本エリア部/新宿店
- 店舗統括本部/西日本エリア部/なんば店
雇用形態名で指定
雇用形態で範囲を指定する方法です。雇用形態は複数選択できます。
本人
ロールに紐づくアカウントが、自身の情報を閲覧できるかどうかの設定です。 [本人を除外]にチェックを入れると、ロールに紐づくアカウントは、機能内で自身の情報を閲覧できません。
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